感情の無い性交渉ほど野暮なものは無い。気になる不感症とその治療
性行為、楽しめなければしなくて良い
最近セックスが楽しめないという人が増えているといった話も聞きますが、別のレベルで以前から「不感症」というものがありました。詳しく中身を知らない方でも、あまり良い意味の言葉とは思わないでしょう。まさしく男女の営みに興奮や喜びを感じない状態なのですが、何も義務でやるようなものではありません。時間の無駄、する理由が無い行為となるならしない方がマシでしょう。
不感症は言葉としては俗語っぽいものですが、医学的にも正式と言えるような言葉は無いようです。また女性の場合は「冷感症」とも呼ばれます。
不感症の状態
不感症はただ興奮を覚えないといったものではありません。男性の場合は勃起障害や遅漏といった症状としても現れる事があります。女性の場合だと性的な興奮を覚えない、オーガズムに達しないという内面的なものですので、パートナーに知られない代わりに自分自身で内なる悩みが大きくなっていきます。また男女ともにこうした状態がストレスとして蓄積していき、さらに酷くなるといった悪循環も起こしてしまいます。
また「最初から全く興奮を覚えない」というものと、「パートナーと付き合って性交渉を重ねていくうちにこうした快感を得る事ができなくなった」という二つに分かれ、それぞれ違った原因が考えられます。
治療は原因を探っていく事から
さてこうした不感症を治療していこうとなった場合、まず行わなければならないのが原因の究明です。上に挙げた「最初から感じない」のか「だんだんと感じなくなったのか」でまずは大きく分かれていくと考えられます。
この切り分けが終わると、いよいよ原因を探っていく事になるのですが、これがなか多様にあるものです。幼少期の記憶だったり性交渉に関わるイメージ、相手への気持ち、またはその変化などです。不感症は個人の感覚の問題ではありますが、相手もあっての事ですので時にはパートナーとの二人三脚による取り組みも必要になってきます。
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